― 成功体験がない人がつくる負のループ ―
何を話しても「どうせダメ」「また騙される」「手柄を取られた」と言う人がいます。
こちらが前向きな話をしても、すぐに冷や水を浴びせてきます。
「うまくいくわけない」「そういう人は信用できない」と、まるで何かに怯えているようです。
それを“慎重”と勘違いしていますが、実際はただの臆病さと自己防衛の塊です。
■ ネガティブな人の口から出る言葉
・「あの人はマウントを取ってくる」
・「きっと裏がある」
・「いい話には必ずオチがある」
・「やってもムダ」
・「また損する」
──もう聞いているだけで、気持ちが沈みます。
成功しない人は、まず言葉が暗いです。
そして、誰かの挑戦を「危ない」と笑います。
そのくせ、成功した人を「運が良かっただけ」と見下します。
彼らはいつも、何かを守ろうとしています。
でも守っているのはお金でもプライドでもなく、
ボロボロになった自尊心です。
■ 人を悪く言うのは、自分を守るためです
人を悪く言うことで、自分のほうが上にいるような錯覚を得ています。
「自分はわかっている」「だまされない」と思いたいのです。
しかし現実は、ただの負け癖です。
人の成功を素直に喜べず、
うまくいっている人を見ると心の中で舌打ちをします。
「どうせ裏がある」「コネがある」「運がいいだけ」
──そんな言葉の裏には、
「自分にはそんな運も人脈もない」という嘆きが隠れています。
■ 結局、世界は自分が見たいように見えるのです
「騙される」「損をする」「取られる」と思っていれば、
本当にそういう現実ばかりが集まってきます。
疑いは疑いを呼び、周囲から人が離れていきます。
成功体験のない人は、結局、
自分で不幸を呼び込む名人になります。
■ 一方で、成功体験がある人は違います
うまくいった経験がある人は、「やってみよう」と思えます。
人を信じ、自分を信じることができます。
だからチャンスが来たとき、ためらわずに手を伸ばします。
それがまた新しい成功を呼び、どんどん良いスパイラルを生み出していきます。
■ 結論
ネガティブに生きる人は、いつまでも守りの人生です。
成功体験を積んできた人は、信じて動く人生です。
そして最終的に、世界はとてもシンプルです。
信じる人にはチャンスが集まり、
疑う人には言い訳だけが残ります。

