朝の通勤、都市圏の方達は、混んでいて大変ですよね！
というわけで、痴漢対策も含めて、通勤電車で設定されている女性専用車両。どことなく優しい雰囲気で、ふんわりといい匂いもするわけですが、今日は、そんな女性専用車両でおこった出来事をご紹介します。
朝の中央線。
新宿よりの１両目が女性専用車両です。
社内は隙間なく人が立っている状態。
出口付近で０才とおぼしき赤ちゃんを前に抱いたお母さんが乗車していました。
赤ん坊が泣いて、お母さんが困った様子でなだめていると「こんでて大変だよねえ。よくがんばってるね」
と隣にいた若い女性が赤ん坊に話しかけました。
お母さんではなく、赤ん坊に話しかけたのが良かったのかもしれません。こどもはいったん泣き止みました。
新宿駅で人が入れ替わったタイミングで、また別の女性が「てすりにつかまれば？」と場所を譲ってくれました。
と、ほぼ同時に、座っていた別の女性が「どうぞ座ってください」と席をゆずります。
恐縮しながら席にすわるお母さん。
ここでまた回りから「よくがんばってるね！」の声が赤ちゃんに集まります。
さらに終点の東京駅で、回りの人にお礼を言うお母さんに「お気をつけて」の声がよせられると共に、赤ん坊に「よくがんばったね！」の複数の声が。
女性達の助け合い恐るべし！
まさに、車両にいた女性たち皆でこの子を育てているんだなあと思った瞬間でした。
こんな風景が、一般車両でも普通に見られる日が来たら、子育てももっとしやすくなって、少子化問題も少しは解決するんだろうなあ。
電車の中で赤ん坊が泣いていたら、ぜひみんなの子どもだと思って、優しく接してあげたいですね！
