作品のない究極の美術館・鈴木大拙館でエイジングケアの境地を悟る!

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鈴木大拙館がスゴい

鈴木大拙館をご存知ですか?
金沢にある美術館なのですが、21世紀美術館を超えるという声もあるすごい美術館なのです。

そのスゴさは実際に行った人でないと伝わりにくいところがありますが、一言で言うと、「思想そのものが美術になっていて、いわゆる美術作品は置かれていない」と言うことです。

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鈴木大拙館のスゴさ:思想が美術になっている

鈴木大拙館は、建物自体が、鈴木大拙の思想を表しています。

パンフレットにも「建築の設計方針」として

敷地の特長である小立野台地から続く斜面緑地を背景に、石垣や水景などによって金沢を象徴する景観を創造し、その中で鈴木大拙の世界を展開していくことを設計の基本方針としました。
建築は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結ぶとともに、「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」によって構成されています。この3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊することによって、来館者それぞれが鈴木大拙について知り、学び、そして考えることが意図されています。


とあります。

「来館者それぞれが鈴木大拙について知り、学び、そして考える」とあるところがポイントです。

普通の美術館では主役が美術品ですが、鈴木大拙館では主役は来館者一人一人なのです。

実際、展示計画の方針としても

鈴木大拙館における展示は、単にものを鑑賞する場とせず、来館者が自由かつ自然な心で鈴木大拙と出会うことにより、そこから得た感動や心の変化を、自らの思索に繋げていくことを基本方針としています。

と書かれている、「来館者」自身にフォーカスの置かれた美術館なんです。

 

鈴木大拙ってだれ?

鈴木大拙って誰?
知らない方も多いと思います。

禅について非常にたくさんの著作があり、英語でも書かれたそれらの著作により禅の文化を海外に知らしめた人です。「近代日本最大の仏教学者」とも呼ばれています。

例えば、こんなことをおっしゃっています。

 

「禅とは、心の奥底にある無限の創造性に徹し、これに随順して生きることだ。」

「それになりきってそのほかのことを考えない。」

「依頼心を捨てよ。これに尽きる。」

「偉大な仕事は、人が打算的になっておらず、思考していないときになされる。」

「美は過去も未来もなく、唯、現在あるが故に、いつも生きているのだ。」

出典

 

館内にもこんなカードが置かれていて、来館者は自由に持ち帰ることができます。なんと持ち帰り用のファイルももらえる!

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鈴木大拙のことば

「あるがままのある」では草も木もそうである。猫も犬もそうである。山も河もそうである。「ある」が「ある」出ないと言うことがあって、それが「あるがまま」に還るとき、それが本来の「あるがままのある」である。

 

鈴木大拙館で思索する

そしてここが水鏡の庭に囲まれた思索空間です。

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ここに座ると、「あるがまま」を受け入れ、「ありのまま」でいればいいのだと言うことがはっきりとわかりました。

自分の思考や行動についてもそうですが、自分の体についても同じだと言うことも改めて感じました。

こちらは入り口から見える水鏡の庭。
この風景も無心になることを助けてくれます。

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鈴木大拙館で大切なのは、「美術品を見る」ことではなく、「自分自身を見る、自分自身の感じる力を高めること」。

同じように、エイジングケアにおいて大切なのは「化粧品を使う」「サプリメントを使う」ことではなく、「自分自身の体の状況を見る、「自分自身の体の状況を感じる力を高める」ことなのではないでしょうか。

美術品、化粧品やサプリメントは、それらの上で必要なものだと感じました。

鈴木大拙館、設計者もスゴい!

鈴木大拙館を設計したのは谷口吉生さん。

京都国立博物館 平成知新館、東京都葛西臨海水族園、長野県信濃美術館・東山魁夷館、豊田市美術館、東京国立博物館法隆寺宝物館、ニューヨーク近代美術館新館、京都国立博物館南門など、多くの美術館を設計されています。
見事に鈴木大拙の思想を表していた、素晴らしい美術館でした!

 

鈴木大拙館で心も体も美しく!

と言うわけで、金沢にいらした方はぜひ鈴木大拙館に行って見てくださいね!実は21世紀美術館よりもおすすめです!そして行ったらぜひ、自分の考え方やあり方に思いを巡らせると同時に、「自分の体を感じる」と言うこともやって見てくださいね!(エイジングケアリスト美山美子)

 

 

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